朝鮮の両班という階級
- Category:朝鮮 歴史
- Date:2024年07月10日
朝鮮の災いの元の1つに、「両班」階級という特権階級の存在がある。 両班は自らの生活の為の労働をしてはならないとされているが、 身内に生活を支えてもらうのは恥ではなく、 両班の妻がこっそり他所(よそ)の家の縫い物や 洗濯をして生活を支えている場合も少なくない。 両班は自分では何も手に持たない、 自分のキセルすら手に持たない。
「両班」階級の学生は書斎から学校へ行くのに自分の本すら手に持たない。 「両班」階級の男は、旅行するとき、 大勢のお供を掻(か)き集められるだけ掻き集めて引き連れていく。 本人は下僕に引かせた馬に乗る。 伝統的に両班に求められるものは究極の無能さである。 両班の下僕たちは近くに住む庶民を脅し、 其の庶民が飼っている鶏や其の卵を奪い取り、代価を払わない。
年貢という重い負担を掛けられている庶民に対して、 両班は代価も払わずに庶民の労働力を利用しているのである。 其ればかりか、両班は庶民に対して借金という名目で 無慈悲な取り立てを行なって過酷な圧迫を加えている。 「穴あき銭を蓄えた」という評判が流れた者には 両班が借金を要求しに来る。 此れは実質的に収奪である。
もし其の庶民が両班の借金要求を断ろうものなら、 「其の庶民が其の両班に借金をした」という虚偽の債務がでっち上げられ、 其の庶民は債務不履行の罪で投獄され、 本人や身内の者が 両班の要求するお金を払うまで 毎朝 鞭(むち)で打たれるか、 そうでなければ、其の庶民は両班に捕えられ、 本人や身内の者が両班の要求するお金を払うまで 食うや食わずで両班の家に監禁される。

庶民が両班の借金要求を受け入れた場合、 庶民が両班に貸したお金は貸し主の庶民に決して戻らない。 借金という名目で取り立てを装うとは!、両班は実に狡猾な貴族である。 両班は家や田畑を手に入れる場合、其の代価を払わずに済ますのが一般的であり、 「代価を払え」と両班に強制する政府高官は1人もいない。 李氏朝鮮では両班が庶民に何をしても許されたのです。

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